デート中にあくびをするのはなぜ？INFJの内なる世界　〜その複雑な感情と日々の思考〜

デート中、隣にいる彼氏があくびをしたり、ふとした時に疲れた顔をしている時ってありませんか？

クリスマスや夏祭り、旅行やショッピングにテーマパーク、さぁまだまだ楽しむぞという時に限って、眠たそうにしている彼氏。

そんな顔をされてしまうと「私といるのが楽しくないのかな？」と不安になってしまいますよね？

けど、それは必ずしも彼がデートを楽しんでいないというわけではありません。

もし彼がINFJだとしたら、単にエネルギーが少なくなっているだけかもしれません。

INFJは内向的で感受性が強いので、社交的な場や人との交流でエネルギーを消耗しやすい傾向にあります。

この記事では、INFJである僕の経験から、そんなINFJの性格について詳しく解説していきます。

INFJと一言でいっても色んなタイプの方がいますので、一つの例に過ぎませんが、二人の関係をさらに深めるための参考になれば幸いです。

睡眠不足

まずは単純に睡眠不足の可能性があります。

内向的で、高い共感力、感情も繊細でストレスやプレッシャーを感じやすいINFJ。

日常の些細な出来事でも疲労を感じやすく、寝るのが大好きというINFJは多いです。

ただ睡眠時間が長ければいいというわけではありません。

大事なのは睡眠の質。

睡眠を妨げる要因の一つにスマホがあります。

特にLINEなどのSNS。

寝る前のLINEはエスプレッソ２杯分の覚醒作用があるとも言われています。

INFJにとってLINEがどれほど神経を使うものなのか、以前の記事でお話ししました。

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「そろそろ寝るね」と自分から言い出せないINFJ。

相手から切り出してくれるのを待つか、もう寝ちゃったかな？と思ってもらえる時間まで頑張ります。

LINEを終えて、さぁ寝るかと目を閉じるが全然寝付けない。

直前まで脳をフル回転していたので無理もありません。

もしかしたら、あなたの気持ちに応えようと無理をしてしまっているかも。

何時に寝るかを聞いておいて、その１時間前にはLINEを控えてあげるのも当日のデートを楽しむコツかもしれません。

生活習慣を一緒に見直す

寝る前の行動など、彼氏さんの生活習慣を一緒に見直してあげるのも解決につながるかもしれません。

睡眠の質は、日中のパフォーマンスに大きな影響を与えます。

• 就寝前のデジタルデトックス
• 就寝前の入浴方法
• 日中の過ごし方

寝るのは大好きなのに、睡眠の質を見落としている人は意外と多いです。

本人も気づいていないだけで、原因はここにあるのかもしれませんよ。

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人混みが苦手

先ほども述べたように、INFJは内向的で感受性が強いので、人が多いところではエネルギーを消耗しやすい傾向にあります。

この場合、疲れてます。

人酔いすると言う方もいますが、僕は案外平気で、人に酔うと言う感覚はよく分かりません。

ただ、人混みはやはり疲れます。

僕の場合は、モラルやマナーの悪い人や怒っている人を見ると、必要以上にストレスを感じてしまいます。

人の集まるところでは、そういう場面に出くわすことが多くなりますよね。

• 店員に対して横柄な人
• 他人なのにパーソナルスペースが近すぎる人
• 絶対気づいてるのに「先に並んでましたよね？どうぞ」をしない人
• エレベーターの開くボタンを押してあげてるのに会釈もしない人
• 子供に大声で怒る親
• SAなどのご飯所で汚してもテーブル拭かない人
• 強引な運転

こういった場面に出くわす度に、（え？なんで？気づいてなかっただけ？いや、絶対に見てたよね？ありえなくない？）と、モヤモヤモヤモヤ。。。

挙げ句の果てに（もし僕が注意したら、こんな人のことだから、こんな感じで言い返してくるだろうな。そしたら僕はこう言い返して。そしたら、こいつ絶対こう言ってくる。）

と訳のわからない妄想をし始めます。

勝手に妄想して、勝手にイライラ。

怒ったことがないと言うINFJの方もいますので、これはただ単に僕が短気なだけかもしれません。

感情を抑え込むのって結構疲れるんですよね。

共感してあげる

もし彼が他人の言動に対して不満を漏らしたら、否定せずに共感してあげましょう。

軽い感じで「あたしも思った。」と笑い話に変えてあげるだけで大丈夫です。

ちょっとしたガス抜きができるだけでも気持ちが楽にあります。

心配事が多い

INFJは未来について深く考える傾向があります。

将来の不確実性や潜在的な問題について不安を感じるのです。

些細なことに気を病んで、待ち合わせの段階でへとへとになっているのかも。

• 車が渋滞するかも、早めに出よう。
• 道に迷うかも、もっと早めに出よう。
• 駐車場が満車かも、さらにもっと早めに出よう。
• 電車に乗り遅れないように、１本早い電車で。
• 電車の乗り換え間に合わないかも、もう１本早い電車で。
• 途中でトイレに行きたくなるかも、さらにもう１本早い電車で。

デート中も気に病むことはたくさんあります。

例えば外食

• 待ってる人多いな。食べたら早く席をあけてあげないと。けど、ご飯食べた後トイレ行きたくなること多いんだよな。どっかすぐに寄れるところあるかな？
• セットでドリンクつくのか。いらないなー、お腹痛くなりそうだから。
• この店、トイレが男女共用で一個しかないのか。どのタイミングで行こう？
• 食べ歩きは楽しいけど、トイレは近くにあるのか？

トイレのことばっかですね。笑

これも僕が特別なのかもしれません。過敏性腸症候群なので。

けど、他のINFJさんでも気疲れは多いと思います。

店員さん忙しそうだな。とか。

人が集まるところでは、こういった場面ももちろん増えるので気疲れが絶えません。

街の喧騒から離れて静かな時間を過ごすと回復するので、デートの合間などに組み込んであげると喜ばれるかもしれません。

決断疲れ

INFJは他人の感情やニーズを重視するため、決断に迷いやすくなります。

デートをする時って決めなければいけないことがたくさんありますよね？

• どこに行くのか？
• 何時に集まるのか？
• 何時に帰るのか？
• 何を食べるのか？

この時、INFJは自分がどうしたいかより、相手はどうしたいかを優先します。

（前日は彼女ちゃん仕事が遅くなるって言ってたから、朝はのんびりの方がいいよな。けど、遅過ぎても、乗り気じゃないって思われちゃいそうだから？ほんのちょっと早いかなって時間がベスト。）

（この前テレビ見てた時に、スイーツに食いついてたよな？スイーツ食べに行こって言ったら「あたしも同じこと考えてた」ってなるかな？）

（夜景が見たいって言ってたから提案してみようかな。「行きたいとは言ったけど、そんなすぐにじゃない」って思われちゃうかな？逆に、家でゴロゴロしたいって思ってるか？）

聞けばいいじゃんと思うでしょうが、全てを相手に決めてもらうのは負担になりかねません。

「男らしく決断してよ」と思われてしまわないかも心配です。

なので、相手の心を読んで「相手が一番喜ぶであろう答え」を見つけるために頭をフル回転します。

「あたしもそう思ってた！すごい！！テレパシー！？」が理想です。

「これとこれ、どっちがいいと思う？」

もちろんデート中にも決断に迫られることがあります。

服屋さんでの何気ない一言。

こんな質問にも、INFJは頭をフル回転。

（彼女ちゃんは僕になんて言って欲しいんだ？赤がいいって言って欲しいのか？青がいいって言って欲しいのか？色違いだから値段は同じ、値段で悩んでるわけではない。）

（赤が好きだし、きっと赤がいいって思ってるはず。「絶対赤！」って背中を押して欲しいのか？）

（けど、赤がいいなって思ってるけど、赤のアイテムたくさん持ってるから、青のアイテムが欲しい。って悩んでる？だとしたら赤と言い切るのは良くない？）

（むしろあっちの緑も実は可愛いと思ってるんじゃないか？）

「赤が彼女ちゃんってイメージでかわいいね。あ〜待って、青もかわいいな。青い服ってあんまり持ってないから、幅が広がりそう。赤なら、今持ってる服とも合わせやすいから間違いないよね。青なら、、、あのアイテムと合わせたらかわいいかも。どっちも似合ってるから、どっちにしても間違いないと思う。なんならこの緑も可愛いし。これは悩むね。一回着てみたら？ゆっくり選んでいいよ。この店めちゃくちゃいいね。」

こんな感じで、もう最終的に店自体をほめる始末。笑

これは、このシチュエーションが特別と言うわけではなく、いつもこの思考です。

普段の何気ない会話でも、この人は僕になんて言って欲しいんだろう？と考えます。

笑って欲しいのか、一緒に怒って欲しいのか、相手の求めるリアクションを取るために仕草や表情に集中して、話もしっかり理解しようと努力します。

途中聞き取りづらくても「え？なんて言った？」と聞き返すのは申し訳ないので、文章の前後でなんと言ったかを推測したり。

いつでも、誰に対しても。

むしろ苦手な人や心を開いていない相手ほど、それを気づかれないように頑張ってしまいます。

だから疲れるんです。

気を抜ける唯一の人

甘えていると言えば、その通りです。

しかし、あなただけが、気を休められる唯一の存在なんだと思います。

あくびなんて、心を開いてない人の前では出来ません。

それでもいい気はしませんよね。

どうでもいい人には仮面を被って、いい顔をして、決して心は開かないが傷つけもしない。

大事な人の前では、自分本来の姿を見せられるけど、それゆえ傷つけてしまう。

INFJは生きづらい。INFJは恋愛は向いていない。そう言われるのも納得ですし、自分でもそう思います。

「誰にでも優しいのは、誰にも優しくないのと同じだよ。」

そう言われたこともあります。自分でもそう思います。

付き合い始めと比べると、冷たく感じるかもしれません。

しかし、あなたが一番心を開ける存在なんだと思います。

あなたのことが嫌いなわけではありません。人が嫌いなんです。

人が嫌いなのに、あなたのことを好きになってしまったんです。

いかがでしたか？

「INFJ-T」「HSP」「繊細さん」

よくある簡単な診断テストを受けた程度ですが、そういったカテゴリーに属する人間です。

別に自分が特別とか、そういうことを思ってるわけではありません。

誰もが何かしらのカテゴリーに属していて、人はそれぞれ違う生き物だと思っているので。

異常なのが当たり前、異常なのが普通。誰1人まともな人間なんていません。

ただ、僕自身が感じるストレスや生きづらさなんかは、INFJの特性がまあまあ関係してるんじゃないかなと思ってます。

同じように日々のストレスと戦っているみなさんの心のオアシスになりたい。

そんな思いから。このような活動もしております。

人に話すことで心が軽くなることってあると思います。

皆さんの肩の荷が少しでも軽くなりますように。

原田うゆ

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1987年生まれ 愛知県出身