HSPのあなたへーーお腹の調子を整えるために僕が試して効果があった6つの習慣
こんにちは。僕はHSP(Highly Sensitive Person)の一人で、幼少期からストレスを感じるとすぐにお腹の調子が悪くなり、腹痛や下痢に悩まされてきました。
HSPの方は特に、ストレスに敏感で、僕と同じようにお腹の不調を抱えやすい方も多いのではないかと思います。
この記事では、そんな僕が長年の試行錯誤の末にたどり着いた、ストレスを軽減し、お腹の調子を整えるための6つの習慣をご紹介します。
これが少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
1. 腹巻きでお腹を温める
まず最初に試していただきたいのが、「腹巻き」です。
お腹を冷やさないことが、お腹の不調を予防するためにとても重要だと感じています。
僕は高校生の頃には、「過敏性腸症候群」と診断を受けていました。
学生時代、冬の冷たい体育館での集会が本当に苦痛で。
どうにもお腹の雲行きが怪しいなという時は、保健室で休ませてもらえないかとお願いしたこともありました。
悲しいことに「甘えるな」と一蹴。
全校生徒が見ている中で、途中トイレに立つには避けたいので、朝ご飯もお昼ご飯も食べずに過ごすこともありました。
晩御飯の一食しか食べないので、母からは心配され、父からは叱られ。
遠足や修学旅行など、学校生活は何をしててもトイレの心配ばかりでした。
当時は、お腹を温めるという発想に至りませんでしたが、今ならこう言いたいです。「腹巻きをしてみて」と。
腹巻きをすると、冷えからくる腹痛を防ぐことができます。
特に冬だけでなく、夏場の冷房でもお腹が冷えやすいので、季節を問わずおすすめです。
今でも腹痛はありますが、腹巻きをするようになってから、お腹が痛くなってから腹痛のピークが来るまでに余裕ができました。
デメリットとしては、決してオシャレではないことですかね。
なるべく薄手で、締め付けの強くないものがおすすめです。
2. 白湯で一日の始まりを穏やかに
次に紹介するのは、「白湯を飲むこと」です。
僕の場合、コーヒーや牛乳はもちろん、朝に冷たい飲み物を飲むだけで、その日は一日中お腹を下すことになります。
白湯を飲むことによって、体が内側から温まり、腸への刺激を和らげることができるので、HSPの方には特におすすめです。
僕の場合、午前中はお腹の具合は不安定なので、それまでは小さな水筒に白湯を入れて持ち歩くようにしています。
3. 食生活の見直し
白湯に共通することではあるのですが、何気ない食生活が不調の原因になっていることがあります。
当時は、自分が何を食べたり飲んだりすると体調が悪くなるのかに気づいていませんでした。
しかし、少しずつ自分の食生活を見直し、食後に体調を崩しやすい食品を特定していくことで、原因を見つけることができました。
僕の場合、カフェインを含む飲み物(コーヒーや紅茶)、乳製品(牛乳やヨーグルト)。
そして特に問題なのが、お酒や、砂糖の入っているジュース類。
身体に合わないどころか、満腹感が鈍くなり、飲み過ぎ・食べ過ぎの原因になるからです。
外出先で飲み物を飲みたくなることもありますができるだけカフェインの無い温かい飲み物を選びます。
冷たい飲み物が欲しい時でも、水か炭酸水を氷抜きでお願いしてます。
こうした食生活の見直しは、HSPの方にも非常に有効だと思います。
自分に合わない食品を見つけ、それを避けることで、お腹の不調を軽減できるかもしれません。
4. 食べ過ぎ・水分の摂り過ぎに注意する
最近では、健康に関する本もたくさん出ています。
その中では、1日3食は間違いだと主張する方もいます。
もちろん人によるでしょうし、生活環境にもよるので、全ての人に当てはまるものではないかもしれません。
しかし、腹痛や下痢を繰り返す原因は、単純に食べ過ぎているせいかもしれません。
5. 早寝早起きでリズムを整える
次に、早寝早起きの習慣についてお話しします。
これは、腸の調子を整えるだけでなく、ストレスを軽減するためにも非常に重要です。
HSPの僕にとって、十分な睡眠を確保することは、心と体のバランスを保つために不可欠です。
睡眠不足になると、ストレスに対する耐性が低くなり、お腹の調子が悪化しやすくなります。
そこで、早寝早起きを心がけることで、1日のリズムを整え、穏やかな気持ちで過ごすことができるようになりました。
朝は脳が一番元気なので、早起きをしてお腹の調子が整えている間に、仕事や勉強をすると時間を有効に使えるでしょう。
HSPの方は、特に規則正しい生活リズムが心身の安定に繋がると思います。
早寝早起きを実践することで、腸の調子も改善されるかもしれません。
6. ストレスと上手に付き合う
最後に、HSPの僕たちにとって避けられない「ストレス」との付き合い方についてお話しします。
HSPは特にストレスに敏感で、ちょっとしたことで心が揺れ動くことがあります。
そのストレスが原因でお腹の調子が悪くなることも少なくありません。
そこで、僕は自分なりのストレス対処法を見つけることが大切だと感じています。
例えば、僕の場合、リラックスできる時間を意識的に作るようにしています。
サウナに行ったり、神社やお寺で静かな時間を過ごしたり、無理に人と関わらず、自分のペースで過ごすことがHSPの方には必要だと思います。
HSPの方は、自分に合ったリラクゼーション法を見つけて、ストレスを軽減することが、お腹の不調を防ぐためにも大切だと思います。
まとめ
この記事でご紹介したように、HSPの方にお勧めしたいのは、「腹巻き」「白湯」「早寝早起き」「食生活の見直し」「食べ過ぎ・水分の摂り過ぎの注意」「ストレスとの付き合い方」の6つの習慣です。
これらはどれも、日常生活に簡単に取り入れられるものばかりです。
HSPの僕たちは、他の人よりも敏感で、ストレスや環境の変化に対して特に注意を払う必要があります。
しかし、これらの習慣を少しずつ取り入れることで、ストレスを軽減し、お腹の調子を整えることができるかもしれません。
この記事が、同じように悩んでいる方の一助となれば幸いです。少しでも皆さんの生活が快適になりますように。