月に一度の記入だけ。家計簿がめんどくさくて続かない方、3つのステップで簡単家計管理を伝授します。
贅沢してるつもりはないのに何故かお金が貯まらない。
家計簿に挑戦したけど続かなかった。
家計管理アプリでさえも効果はなかった。
そんな僕が辿り着いた唯一の家計管理方法。
- 月に一度記入するだけ。
- 残高の計算は合わなくてもいい。
- お休みした月があっても大丈夫。
家計簿を始めるまでに準備が必要ですが、いきなり完ぺきな仕組みを作らなくても大丈夫。
それで挫折して、今まで数年、もしかしたら数十年貯金できずに来てしまったのではないでしょうか。
月一家計簿を続けながら、一年かけて仕組みを整えるくらいの適当さで。
ある程度完成すると、そのあとは本当に楽できます。
細かい品目の見直しは、それからでもいいじゃないですか。
- 黒ペン・赤ペン(僕は鉛筆が好き)
- ノート(僕はA4が好き)
- 付箋
それではまず事前準備から。
繰り返しになりますが、いきなり完ぺきを求めない。
それでは始めましょう。
ステップ1:3分で作成!年間カレンダー
これを作ります。
字汚くて恥ずかしい。
1月〜12月まで。付箋に書いて貼る。
完成!!!
書き間違えてノートが汚れた時、やる気がなくなるから。
あとはいつでも更新できるように。
さっそく記入しましょう
年に一度発生する出費を記入。
- 年会費
- 自動車税
- 花粉症の薬
- お年玉 など
家電やデバイスが突然壊れた時のための積み立て。
家電の寿命は10年だとか。
- エアコン(10年で15万)
- 冷蔵庫(10年で15万)
- 洗濯機(10年で10万)
- 乾燥機(10年で10万)
- テレビ(10年で15万)
スマホやパソコンも寿命は3年〜5年
- スマホ(10年で3回買い替えたら30万)
- パソコン(10年で2回買い替えたら30万)
このほかにも。
「ゲーム機」「家具」「タイヤ交換」など。
10年で100万円以上は必要に。最低でも毎月1万円は積み立てたい。
「年末に旅行に行きたい!!」
「今年こそお金を貯めてこれを買いたい!!」
狙いたいセールなんかを買いてもいいかも。
さあ全部足すとどうですか?毎月蓄えておくべきお金、結構多くないですか?
まだ毎月の固定費も入れてない。貯金もしてない状態。
これを計算に入れておかないと後で大変。
せっかく貯めたお金を臨時出費で切り崩すなんてことに。
予定通りの出費を臨時出費だと思い込んでいる。
貯金したつもりになっている。
余裕があると思い込んで、贅沢をしている。
臨時出費で貯金を切り崩す。
予定通りの出費を臨時出費だと思い込んでいる・・・・・負の連鎖。
ステップ2:縦線2本!固定費の見直し
これを作ります
縦線2本。左から「固定費」「月々」「年間」。
完成!!!
5万円の買い物って聞くと「高い」って思うけど。
月4,000円の固定費って、そんなに気にならない。
けど1年で?5万円。
毎月かかり続けるお金だからこそ、一度見直せば効果もずっと続く。
食費や日用品を極端に下げると生活レベルが下がったと感じやすい。
まずは支出の大きなとこから見直して効率よく節約する。
さっそく記入しましょう
- 家賃
- 光熱費
- 携帯代
- 通信費
- 保険
- サブスク
- 習い事
- 美容院
- 交通費
- 車のローン、スマホなどの分割払いなど
ステップ1、ステップ2合わせると毎月いくらの出費になりますか?
給料が入った瞬間になくなるお金。何もしなくても出ていくお金です。
まだ生活費も払ってませんし、貯金もしてません。
携帯代、保険料、光熱費。契約会社・契約内容を見直すだけで年間数千円〜数万円節約できそうじゃないですか?
ほとんど使っていないサブスク解約し忘れてませんか?
契約の変更めんどくさいですよね、わかります。
けど一度変えてしまえば、その後は何もしなくてもいいんですよ。
毎日節約を心がけて生活するよりずっと楽。
ステップ3:これで最後!愛用品を書き出す
これを作ります
前回と同じように縦線2本。
「品名」「一個あたりの価格」「年間」
完成!!!
定期的に買うもので、特にこだわって使っているもの。
- サプリメント
- 化粧品
- シャンプーやボディーソープ
- 洗顔・歯磨き粉
- ルームフレグランス
- 調味料など
さっそく記入しましょう
この作業は少しめんどくさいです。
こだわりが強い人ほど見直すものが多いかも。
生活必需品なので贅沢してるつもりはない。
けど年間にすると、結構な額になるものが出てくると思います。
「こだわって使っていたけれど、削ってもいいかな」と思うところありませんか?
節約するところと、譲れないところのメリハリが大事。
ちなみに僕は、これも固定費として毎月積み立ててます。
理由としては
- ついで買いが多いので、買い物に行く機会を減らしたい
- 月一家計簿の記録を少しでも楽にしたい
- セール期間やポイント倍増期間にまとめ買いしたい
事前準備はこれでおしまい。
それでは月一家計簿にいきましょう。
細かい品目は無視!月一家計簿
月に一度これを作ります
カードや通帳が多いと管理が大変かもしれません。
可能なら必要最低限にまとめたい。
変動費
細かい品目なんて無視!!
月々黒字か赤字か分かればいい。
ただ自分の浪費癖に合わせて最低限のカテゴリー分けをしましょう。
クレジット払いの方は、クレジットの明細を見て。
現金払いの方はレシートを取っておいて。
月に一度見直しましょう。
僕の場合
食費:コンビニの買い物をなくす。外食を減らすのが目的→「スーパー」「コンビニ」「外食」で分ける。何を買ったかは記入しない(コンビニで漫画を買ったとしても食費として計算)
衣類:身体など、身の回りのものを清潔に保つものも衣類。よって日用品・歯医者なんかもこのカテゴリー。
交際費:人付き合いでの出費が多い→一人の外食は「食費」誰かと食べたら「交際費」。一人旅は「娯楽」誰かと出かけたら「交際費」。「冠婚葬祭」「プレゼント」など、人のために使ったお金は交際費。
娯楽:服にお金をかけがち→衣類は「日用品」オシャレ着は「娯楽」。あとはゲームや漫画、音楽など。
その他:固定費に入れたいけど平均値がわからないものの記録。「光熱費」「交通費(旅行以外)」など
「(直近の給料ー固定費)>変動費」なら黒字。
毎月いくら貯金できるか把握できたら先取り貯金。
最悪トントンでも、臨時出費は予定に組み込んである。
逆にボーナスなどの臨時出費は全て貯金できる計算に。
総資産
資産は増えているか。借金は減っているか。
毎月確認することでモチベーションを上げる。
- 銀行の残高
- 現金
- NISA・暗号資産など
- 借金(家や車のローン・携帯などの分割払い)
僕の場合、持ち家などお金を生み出さないものの支払いは負債(借金)として計算してしまいます。
不動産収入など、お金を生み出すものは資産へ。
持ち家や車は資産だという考えの方は、売値を資産として計算してもいいと思います。
短期・中期・長期で目標を立てる。
「来年はどうしたいか」:羽毛布団が欲しい。この時期に売り尽くしセールをするから来年までにお金を貯める。など
「3年後、環境はどう変化しているか」:子供が進学してる。出費はどうかわる?どこを節約する?など
「10年後に貯金1000万」:そのために副業で収入を増やさなければ。では今から何を始める?など
以上が僕の家計管理方法です。
その月の反省点を踏まえて、年間のスケジュールや固定費をどう見直すか。
欲しいもの・やりたいことを叶えるためにどうすべきか。
ただの数字の羅列にならないよう、改善点・目標を明確にできるよう考えました。
このやり方が完ぺきで、全ての人に最適だなんて思っていません。
もっと無駄を省いて、もっとお金を貯める方法はたくさんあると思います。
ただ、以前の僕と同じ悩みを持った方。
家計簿や家計管理アプリが続かない。
浪費してるつもりはないけど、何故かお金が貯まらない。
そんな方の節約マインドが身に付く一歩になればいいなと思って、僕のやり方を紹介してみました。
こうしたらもっと良くなるのではないか?など意見があったら教えていただけると嬉しいです。
一緒に楽しく家計管理をはじめてみませんか?