「忙しくて返信できない」は嘘?INFJの内なる世界 〜その複雑な感情と日々の思考〜
今日は、恋人からの返信が遅くて不安になったことがある方に向けてお話しします。
理由を聞いてみても「忙しくて返信できなかった」と言われるだけ。
本当に?トイレに行く時間も、ご飯を食べる時間もないの?と疑いたくなることもあると思います。
もしその恋人がINFJタイプだったら、同じINFJである僕なら、その「忙しい」の意味を少しは説明できるかもしれません。
今回は、INFJである僕が、なぜ返信が遅れるのか、その思考回路や行動パターンをINFJの視点から詳しくお話しします。
とは言っても、同じINFJでも感じ方や考え方は人それぞれ違います。
特に僕はINFP寄りのINFJなので、ここでお話しすることが、すべてのINFJに当てはまるわけではありません。
あくまで、僕自身の経験や考え方をもとにした一つの例として、参考にしていただければと思います。
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忙しいは嘘?
「忙しい」という理由を聞くと、なんだか納得できない気持ちもわかります。
けど、INFJの場合、その「忙しい」は嘘じゃないんです。
たとえ何もしていないように見えても頭の中が忙しい。
ちゃんと返事をしたいからこそ、考えすぎてしまうんです。
相手のメッセージに対して「そうなんだ!」みたいに、一言だけで返すのは気が引けるのがINFJ。
もし、自分がメッセージを送っていて、毎回毎回「そうなんだ!」とか、「〜だよ。」としか返ってこなかったら「僕ばっか質問してる。あんまり興味ないのかな?」と不安や不満を感じてしまいそう。
だからちゃんと返したい。だから考えすぎてしまうんです。
それではINFJがメッセージを返すとき、何を考えているのか、少し説明します。
相手の好みに合うように考える
まずINFJは、相手からのメッセージを読みながら、相手がどういったLINEを好むのかを考えます。
- どれくらいの長さがちょうどいいのか?
- 絵文字を使うべきか?使うならどれがいいか?
- 返信スピードはどうするか?
- 相手との距離感をどう保つか?
こういったことを考えながら、メッセージを書きます。
でも、まだ送信ボタンは押しません。
これが下書きの段階です。
その下書きをさらに見直して、相手が喜ぶ形に整えます。
例えば、メッセージが長すぎて重くならないようにしたり、短すぎて冷たくならないように工夫したりします。
句読点の位置、改行の仕方、絵文字のバランスなど、全てが気になるんです。
こう送ったらこう返ってくるだろうなと予想して、相手の返信しやすい内容になっているか考えるんです。
メモアプリに下書きしてコピペ
1回のラリーでメッセージを二つに分けて送る時ってありますよね?
長文になりすぎてしまう時や、二つの話題が同時進行で進んでいる時。
そんな時、INFJは不安に駆られるんです。
「2つ目のメッセージを作成中に。1つ目のメッセージに対するリアクションが返ってきたらどうしよう。」
「そうなると伝えたかったことの半分しか伝えられないから、話題の半分スルーした感じに取られてしまうかな。」
「それに二つ目のメッセージ作成中だからLINE開きっぱなしだし、相手からしたら送った瞬間既読になるから気持ちわるがられるかな。」
二つ目をすぐに作成できればいいのですが、先ほど話したように考えることが多すぎて時間がかかります。
そのため僕はメモアプリで1つ目と2つ目のメッセージを作成し、コピー&ペーストで送ります。
INFJの思考回路
例えば、仕事の前にLINEのやり取りをしていたとしましょう。
休憩時間、彼女に返信しようとLINEを開きます。
こんな時に、空気の読めない同僚が話しかけてきたとします。
もともとマルチタスクが苦手なINFJ。
先ほど話したように、LINEは考えることが多いので話を聞きながらでは集中できません。
結局返信できず休憩終了。
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仕事がひと段落し、お昼休憩。
「既読スルーになってたから謝らないと。お昼時間は時間あるし、既読して時間経ってるから気の利いた返信しないとな。」
下書き完成
「ちょっと長文になっちゃったな。誤字脱字ないかな?なんか絵文字ワンパターン?語尾もワンパターンだし。ん〜、なんか漢字ばっかだから、ひらがなにしておくか。で、ここは顔の絵文字やめて動物にしよう。このこ🐣好きだから、これ。なんか、この日本語微妙に気持ち悪い。文脈おかしい?」
で、こういう時に限って仕事で呼ばれたりする。
「え、もうあと少しでできるのに。変な日本語のとこ消しちゃったじゃん。さっきの文でいいから、打って送るか。なんて書いてたっけ?ちょっと仕事の話ちょっと待って、集中できん。心配してるよな絶対。「忙しくて、後から送るね」とだけ伝えておく?けど、既読になってから、どんだけ時間経ってんだよって感じだよね。それだけの内容なら、もっと早くに打てよって話だし。やっぱちゃんとした内容で。。中途半端だけど、このまま送る?あ〜、もう無理、仕事始まる。トイレに行って、この返事だけしちゃうか?けど仕事中にLINEする人って幻滅されても嫌だし。あとでめっちゃ謝るか。ごめん。ほんとにごめんよ。。」
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そして最後の休憩。
LINEを開くと彼女からLINE、「なんか怒ってる?」
「やっぱ心配してる。説明しなきゃ。謝罪に重きを置いた内容に書き直そう。流石に10分じゃ足りないか。ここで既読スルーは絶対だめだよな。とにかく返事はしよう。」「ごめん!忙しくて!あとで返す!」かな?「あとで返信するね!」の方がいいか?ちゃんと謝るなら、「ごめんなさい」かな?ちょっと他人行儀な印象?いや、待て、怒ってる?の質問に答えてない。あー時間ない。」
で、完全に思考回路が停止して、今までの文章全部消して、返した返事。
僕「怒ってないよ〜。」
LINEだけ見ると、最初のメッセージを既読スルーした挙句、結局「怒ってない」の一言だけ。
しかし、この一言を送るのに、壮大なドラマがあったんです。
対処法
僕を含め、マルチタスクが苦手なINFJは多いと思います。
何かをしながら片手間に済ませられるほど、LINEは簡単なものではありません。
「考えすぎだよ。気にしなくていいのに。」と思うかもしれません。
しかし、潔癖症の人に「気にしなくていい。」と言うのと同じように、そう簡単に変えられるようなものではありません。
あなたに嫌われたくないから考えすぎてしまっているんだと思います。
「付き合い始めの、気を遣っていた頃の自分を好きになってくれたのなら、そのイメージを崩してはいけない。」
「テキトーな返事をしたら、あなたを失望させてしまうかもしれない。」
そんな思いが空回りしているのかもしれません。
そんなINFJの彼氏さんには、こんなふうに伝えてみてはどうでしょう。
「あなたのLINEを見て、すごく気を遣ってくれてるのが伝わって嬉しい。その気持ちが嬉しかったから言えなかったんだけど、絵文字がないシンプルなLINEが私は好き。実は、短いやりとりの方が好きなんだ。
このように、日頃の気遣いを感謝しながら、少し肩の力を抜ける提案をしてみると、INFJの恋人もリラックスして返信できるようになるかもしれません。
まとめ
INFJは、メッセージ一つでも考えすぎてしまう性格です。
返信が遅れて不安になることがあっても、彼らなりに真剣に向き合っているからこそ時間がかかるのだと理解してあげてください。
少しでも、この動画が役に立ったなら嬉しいです。
INFJの恋人とのやり取りをもっと楽しめるように、そしてお互いが気持ちよくコミュニケーションできることを願っています。
最後まで見ていただき、ありがとうございました。
いかがでしたか?
「INFJ-T」「HSP」「繊細さん」
よくある簡単な診断テストを受けた程度ですが、そういったカテゴリーに属する人間です。
別に自分が特別とか、そういうことを思ってるわけではありません。
誰もが何かしらのカテゴリーに属していて、人はそれぞれ違う生き物だと思っているので。
異常なのが当たり前、異常なのが普通。誰1人まともな人間なんていません。
ただ、僕自身が感じるストレスや生きづらさなんかは、INFJの特性がまあまあ関係してるんじゃないかなと思ってます。
同じように日々のストレスと戦っているみなさんの心のオアシスになりたい。
そんな思いから。このような活動もしております。
お話ししましょう♪気軽なお電話待ってます 頑張ることに疲れた時。聞いてほしい、慰めてほしいを叶えます。人に話すことで心が軽くなることってあると思います。
全く知らない相手だからこそ話せることもあると思います。
皆さんの肩の荷が少しでも軽くなりますように。